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今まで作成したエクセルツールまとめ

2018/03/17

2011年ビットコイン(BTC)の週次収益率と標準偏差をエクセルで求める

今回はビットバンクのビットコイン(BTC)の2011年8月18日から2011年12月までの1週間ごとの終値の価格データから価格推移グラフを作成し、週次収益率とSD(標準偏差)を求めたいと思います。
データはbitbankのAPIを利用してエクセルに読み込みました。
ビットバンクのcandlestickのAPIでは2011年8月18日よりも前のデータは無いようです。


・2011年ビットコイン(BTC/JPY)の価格推移チャート


2011年4月:アメリカのニュース雑誌「TIME」にビットコインの特集が組まれる。ビットコインの価格が急騰→バブルに。
2011年6月:Mt.Goxがハッキング被害を受ける。価格急落。

11月25日には高値が1165円をつけて長い上ひげが形成されております。
2011年は前半に価格高騰しバブルとなり、その後下降トレンドへと移行しました。


・2011年ビットコイン(BTC)の週次収益率と標準偏差

終値単位:JPY

・2011年ビットコイン(BTC)の週次収益率のヒストグラム



データ区間が20週と少ないです。前半のバブル相場が反映されておらず後半の下降トレンド時のみから算出したデータとなります。

週次平均収益率は-1.5%です。

標準偏差は23.9%でした。23.9%くらいはふつうに上がりうるし、下がりうるということです。

ヒストグラムにおいてはかなりばらついています。価格が不安定だったことを表しています。データ数が少ないのでできれば前半のデータが欲しかったです。

算出した平均収益率、標準偏差はともに過去の数字であり、将来も同じ状況が続くとは限りません。



2012年ビットコイン(BTC)の週次収益率と標準偏差をエクセルで求める

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