収益率とはリターンの割合のことで、週次収益率とは週ごとに得られるリターンの割合です。
SD(標準偏差)とはデータのばらつきの度合いを表す指標です。
データはバイナンスのAPIを利用してエクセルに読み込みました。
・バイナンス(Binance)
バイナンスとは中国にある仮想通貨取引所で、約90種類のコインが上場し、取扱いがされています。草コインの人気投票があり、投票結果によって上位のコインを上場する仕組みがあります。
ハードフォークコインのサポートもされています。
・イーサリアム(ETH)
時価総額では仮想通貨の中でビットコインに次ぐ第2位です。イーサリアムはビットコインのような決済型システムではなくプラットホームです。スマートコントラクトという技術を利用しています。取引で行われる契約を自動で実行・保存していく機能を持ってます。
イーサリアムの通貨はブロックチェーン上のアプリを稼働する時に利用されます。「ETH」がイーサリアム上の燃料のようなイメージになるためGas(ガス)と呼ばれています。
・イーサリアム(ETH/USDT)の価格推移チャート
・イーサリアム(ETH/USDT)の週次収益率と標準偏差
終値単位:USDT
・イーサリアム(ETH/USDT)の週次収益率のヒストグラム
週次平均収益率は3.8%です。
標準偏差は21.1%でした。21.1%くらいはふつうに上がりうるし、下がりうるということです。
ヒストグラムはある程度正規分布に従っていると言えるでしょう。ボラティリティが高いことがわかります。
算出した平均収益率、標準偏差はともに過去の数字であり、将来も同じ状況が続くとは限りません。
2017年ビットコイン(BTC)の週次収益率と標準偏差をエクセルで求める
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