注目の投稿

今まで作成したエクセルツールまとめ

2018/03/18

ビットコインキャッシュ(BCC)の価格チャートを対数スケールでエクセルに表示する

今回はビットコインキャッシュ(BCC)の価格チャートを線形スケールと対数スケールでプロットしてエクセルで表示したいと思います。

データは毎度おなじみのbitbankのAPIを利用してエクセルに読み込みました。

右側の軸を線形目盛と対数目盛に変えてみます。
データ区間は2017年8月1日から2017年12月31日です。

・ビットコインキャッシュ(BCC)

ビットコインキャッシュはビットコインのハードフォークで新しくできた決済型の暗号通貨です。
ビットコインとビットコインキャッシュの違いは”ブロックサイズ”です。
ビットコインは、ブロックサイズが1MBと小さいため市場の拡大に伴い送金詰まりが発生し手数料が高騰してしまいました。
ビットコインキャッシュの場合はブロックサイズが8MBの大きさであり、今後仕様変更によって32MBまで拡張できます。
送金スピードが早い、手数料が安いのが特徴です。
採掘方法はPoW(Proof of Work)です。
   
    
ビットフライヤー、ビットバンク、Coinbaseなど多数の取引所に上場しています。


bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で



・線形スケール


・対数スケール




対数スケールにすることで、価格の伸びと下げがわかりやすくなり、低い価格の時の価格推移の確認が容易になります。
目盛の間隔が等間隔ではなく桁数ごとに10倍に増えて区切られているためです。

線形スケールでは高い価格の時は見やすいのですが、低い価格の時は見にくくなります。

2017年10月ころまでの低い価格を推移していた時の価格変動は、対数スケールのほうがわかりやすいのが見て取れます。

12月の価格高騰を線形スケールで見ると急激に上がっていますが、対数スケールだと少しこんもり上がっているだけのように見えます。